案内には、自主研修「そだちと学びの支援 ~写真活用編~」というタイトルにしていた。「”写真活用”というと授業の資料などに写真をどう使うか、というイメージかもしれませんが、そうではなくて…」とSIGN写真茶話会でのワークショップがY.B.Mさんによって進められていった。
参加者の方が研修内容の予想を裏切られ、その展開にどんどん引きこまれ楽しんで行かれる様子がよくわかった。
前半はSaltさんが撮った子どもの写真からワークショップがあった。「こんな写真を撮る先生ってどんな人と思いますか?」という質問に「おおらか」「子どもをのびのびさせている。」といった評に続いて「私を見る子どもは対”先生”と身構えており、こんな表情はしない。楽しい先生なんだろうけど、一緒に仕事をするとしんどいと思う。」と感想が出てきた。Y.B.Mさんが「こんなふうに子どもと接しているのに『子どもなんて大嫌いや』と言うんです。」と説明すると「本当に嫌いなわけではない、学校という枠の中に入れられてる子どもに対し『嫌いや』と言っているのでは。」と話された方もいた。
そうなるとSaltさん評ではなく、Saltさん的なものに対する自分の思いや考えを個々が語り始めた感じだった。当然と言えば当然、誰もSaltさんを語り理解することなどできない。自分を語る、しかない。
「この先生はことばの人ではなく感覚の人だと思う。」と言われた方もいた。確かにその瞬間は感覚優先で子どもを見ておられるのかも、あれだけことばをつかう人でも。
参加者が自分を語り出すのを受けながら「周辺の情報」「復元」「写真は逆説」といったポイントを話され「休日の学校で子どもの気配を感じるところを撮ってきてください。」と撮影タイムに入った。小雪がちらつく中だったが、みなさん意欲的に校舎を歩き撮影しておられた。
後半は参加者が撮ってきたその写真を一枚一枚観ながら参加者で話し合って行った。
詳しくは書けないが、終わってから送られた感想のメールにはとても楽しかったという言葉と共に”自分を見つめられた”という意味のものが共通してあった。予定は5時終了だったが、最後は6時半になった。5時以降は自由に解散にしたが、半数以上の方が最後まで残って楽しまれた。
私は、SIGN写真茶話会で自分の仕事を見つめ直し、整理され、より自由にされていった。それは私の楽しみ?で、そういった作業をY.B.Mさんのワークショップから感じるか、他のものを感じ取るか、それは参加者各人の自由であり、その人の必要性と関係することと思っていた。しかし、写真の楽しさを”自分を知る”ことそのものの中で感じられているのがわかり、しみじみやってよかった、と思えた。
そんな場を共有した参加者の方々のつながりもとても豊かだった。リードされるY.B.Mさんのスイッチの入り具合にも驚いたが、参加者の方の豊かさにもつくづく感心した。現場で学校らしいことをしっかりさえれている面々だが、その内に「これが本当か!?」という思いを抱えておられることが、よくわかった。もちろん、そいう人たちだからY.B.Mさんのワークショップを楽しめたのかもしれないが。
Y.B.Mさん、本当にありがとうございました。
Saltさん、写真提供、ありがとうございました。Saltさんの写真の意味合いはとても深い大きかったです。
こんな研修をしようという私の動機がどうであるかを含め、そのまま神さまに委ねるのみです。あらゆる人を備え導いてくださった方に、今回の祝福を与えてくださった方に、心から感謝します。
いい研修になったみたいですね。さすが、銀じ郎さん。そしてY.B.Mさんの感性の鋭さや指導力には驚かされますね。
返信削除みなさんのSalt評、面白いですね。あんなスナップ数枚にも「対象」ではなく「己」が写ってしまう写真という媒体の可能性を、今年は私なりにさらに追求したいと思います。
Y.B.Mさんのスイッチの入り具合は、それはもうすごかったです。普段の茶話会とはまた違うリードぶりでした。参加者がのびのび楽しめていました。勿論、写真を語られているのですが、みんなそれだけじゃない、触られ方をしていると感じていたと思います。
返信削除Saltさん評は、面白かったです。写真からあんなに話し合えるのもすごいですね。Y.B.MさんのBBSにも様子を書き込んだので、よければお読みください。
スイッチの入り具合がすごかったって言われると、なんだか恥ずかしいところを見られたような感じがします。
返信削除年上の女性が多かったせいか、ホスト系イロモン系のノリだったかも。
まさか、第三の立ち位置とは!それ?
なるほど、ホスト系はいけますよ^^
返信削除茶話会の前、ちらしとカップ麺を食べながらY.B.Mさんの仕事の話を聞きました。家具でなされようとしていることと写真でされることは、確かに一緒のものがあると思いました。
家具でも写真でもY.B.Mさんにかかると自分を知らされるような。私の写真も、Y.B.Mさんに形としてもらう家具のようなものではないですか。
わかりもしないものが勝手なことを言って、すみません。